◆「PMBOK」= The guide to the Project Management Body of Knowledge
プロジェクトマネジメントのル−ルブックである。
アメリカPMIが策定したモダン・プロジェクトマネジメントの知識体系。
PMBOKにおけるプロジェクトマネジメント知識エリアは全体で9つある。
@統合マネジメント
Aスコ−プ・マネジメント
Bタイム・マネジメント
Cコスト・マネジメント
D品質マネジメント
E人的資源マネジメント
Fコミュニケ−ション・マネジメント
Gリスク・マネジメント
H調達マネジメント
◆「PM-BOX」の製品名の由来
「PMBOK」のBOKを→BOXにもじったものでプロジェクトのボックス(箱)という意味をもたせたものである。
◆時間伝票(商標登録出願中)
※ 弊社アイナスのオリジナル用語
会計伝票があるように時間にも伝票があるという発想で生み出された用語である。
何に対してお金を使ったかに対し、何に対して何時間を使ったかは同じである。
時間とお金は同じコストである。ムダな時間を使えばムダなお金を使ったことになる。
◆WBS(Work Breakdown Structure)
プロジェクトの全体作業計画を明確化するためにプロジェクトに必要な全作業を階層的に分割して構造化した図表。作成メリットは、作業を大きな単位(大項目)から中項目、詳細項目へと分割し役割分担でき仕事の全体把握がしやすくなる。
「PM-BOX」の工事進行基準バ−ジョンはWBSに基づいて開発された製品である。
◆ガント・チャ−ト
スケジュ−ル(工程管理)を表すグラフ。横軸に時間、縦軸に人員配置と作業項目を明記し工程ごとの個別の作業開始日、作業完了日をバ−・チャ−トで示す。
◆マイルスト−ン(プロジェクト完了までの道のりを工程で表す)
ガント・チャ−ト上の進捗、中間報告を行うものでプロジェクトの主要なポイントが一目に分かり、意思決定を早める。プロジェクトの重要な指標。重要な期日。
◆クリティカル・パス
プロジェクトの最長経路(最も長くなる工程)を見つけ改善することで納期短縮を図る。
◆PERT(パ−ト)
所有時間と作業の前後関係を明確に記述するスケジュ−ル管理手法。単位作業をネットワ−ク的につないでいくことで、作業の前後関係(先行・遅行)を表すことができる。
◆復路分析
各作業の最遅開始および最遅終了を明らかにするために終了から開始に向かって行う分析。
◆PDCAスパイラル効果
行動計画→実行→分析評価→改善→行動計画のサイクルがラセン状に上昇回転して改善をもたらす効果。
◆One To Oneマ−ケティング
個々の異なるお客様のニ−ズをお客様ごとに対応できる個別アプロ−チを行う。
「PM-BOX」は必要最低限のコア機能に、お客様の用途に応じたオプション機能を選んでいただく。さらに選んでいただいたオプション機能にカスタマイズを行った後、お客様のソリュ−ションに関するコンサルティングを行う。
コア機能+オプション機能+カスタマイズ+コンサルティングによるお客様本位のサ−ビス体系を目指している。
◆QCD
プロジェクト業務のQuality(品質)Cost(コスト)Delivery(納期)を意味する。
◆5WHY(原因課題の発見)
日常の業務で発生する問題に対し@表面化したその原因は何か?を最初に探していく。
そこで見つけた原因に対しAさらに何故そうなるのか?の原因を考える。つまり、原因に対し何故を5回、深堀していくと根っこにある本質的な原因に到達していく。
「PM-BOX」はフェ−ズごとに原因課題、改善(部分最適)を発見し、全体最適を求める。
◆リ−ドタイム短縮(発注から納品までに要する時間の短縮)
現工程を完了して次の工程に移行する場合に、待ち時間が発生するとロスが出る。
「PM-BOX」によって工程から工程のすきま時間を測定し、待ち時間を短縮していく。
◆社内標準化(時間のものさし)
プロジェクトおよび管理業務は、日々の予定を記録していくが、予定とは人の経験に委ねられるので、同じ仕事でも業務を行う人のよっても異なる場合がある。
企業が求めるものは、WBS上で会社内の個々の業務に対し、費やす時間が標準化されると予定の精度が高くなる。予定時間の精度が高くなると時間のロスが削減でき利益となる。
まず、各部門ごとに社内業務の棚卸を行い、費やした業務時間を測定することから始める。
「PM-BOX」は個々の業務を測定して予定の標準化を行うことを目的とする。
◆単純化
複雑なものに対し混乱を避けるために単純化していく。
「PM-BOX」は現場から上のミドル層に現場状況を分かりやすく見せるようにコア機能を軸に開発された製品である。
◆パレ−トの法則(80対20の法則)
一般的に購入した製品で、よく使う機能は全体の20%で80%の成果を満たすと言われている。
「PM-BOX」はよく使う必要な20%のコア機能に集中して80%の成果を想定して開発された製品である。多機能にしないことで、個々のお客様が必要に応じた機能を選んでいただくオプション方式+カスタマイズ方式をとっている。
◆パ−キンソンの法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張すると言われている。
ソフトウェアの納期が長ければ、納期をすべて使い切り、納期が短ければ、工夫して与えられた時間内で業務をこなす効率化につながる。
「PM-BOX」は納期までの業務時間を測定し業務標準、業務効率を目的とした製品である。
◆40時間の原則
WBSの作成にあたり最下位レベルの作業(ワ−ク・パッケ−ジ)の作業量が40時間以下になることを目安にするための原則。
◆工事進行基準
工事収益総額、工事原価総額および決算時における工事進捗度を合理的に見積り、これに応じた工事収益、工事原価を認識し計上すること。2009年4月より従来までの建築土木・造船・プラント設計業者に加え、新たにソフトウェア業者にも法的に義務づけられる。
これにより従来の工事完成基準で決算時において発生した会計上の「仕掛品」計上がなくなる。
◆進捗率
工事進行基準での売上と原価の計上は進捗率によって算出される。その進捗率の管理方法は大きく分けて@原価比例法A出来高によって進捗を管理するEVM方式の2つがある。
◆原価比例法
プロジェクト開始時に原価総額を見積り、実際にかかった原価から進捗度を把握する方法。
◆EVM(ア−ンド・バリュ−・マネジメント)
発生したコストよりも達成した出来高によってプロジェクトの進捗を管理する方法。
EVMでは出来高の進捗の精度を高めるためにWBSでプロジェクト全体を細かいタスクに分割した後に出来高を予測し、進捗も細かいタスク単位で把握する。EVMの利点は見積精度が高くなりプロジェクト管理の強化につながることである。
◆工程・進捗管理
ソフトウェアプロジェクトのフェ−ズごとの予定を工程とすると、進捗はその工程に対する実績である。進捗率はEVMによって表わされる。
◆BAC(完了までの予算)
完了までの予算もしくは予定コスト。
◆PV(プランド・バリュー)出来高計画値
計画時に、各作業に割り当てられた出来高(コスト)のこと。
◆EV(ア−ンド・バリュ−)出来高実績値
現地点までに完了した作業に対して、元々割り当てられていた出来高(コスト)のこと。
◆AC(アクチュアル・コスト)コスト実績値
作業を行うために実際に必要となったコスト。
◆SV(スケジュ−ル差異)SV=EV−PV
各作業のスケジュ−ルから見た差異を示す。
◆CV(コスト差異)CV=EV−AC
各作業のコストから見た差異を示す。
◆SPI(スケジュ−ル効率指数)SPI=EV/PV
各作業のスケジュ−ル面から見た効率を示す。
◆CPI(コスト効率指数)CPI=EV/AC
各作業のコスト面から見た効率を示す。
◆EAC(完了時コスト予測)EAC=AC+(BAC−EV)/CPI
◆ETC(残作業コスト予測)ETC=EAC−AC
現時点から完成までに見積もった残作業のコストの見積。
◆VAC(完了時コスト差異)VAC=BAC−EAC
完了時点の予算に対する実績の差異予測。
◆PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)
大規模な組織においては、全社的なプロジェクトマネジメント手法の標準化、品質管理、人材育成などに責任を持つ常設的な部署として設置される。
工事進行基準におけるPMOの役割は、社内および外注会社のプロジェクトの進捗率によって計上させる売上・原価の信憑性を監査することである。
◆監査
監査基準が満たされている程度を判定するために、監査証拠(監査基準に関連し、かつ、検証できる記録、事実の記述またはその他の情報)を収集し、それを客観的に評価するための体系的で独立し文章化されたプロセス。